IE10には互換表示というモードがあります。
(IE8からある)


IE10でWEBページを開いた状態でF12をおすと、開発インスペクタ的なものが開きますよね。

そこでメニューの右のほうにある
「ブラウザーモード」というのをクリックすると

IE10〜IE7まで選べます。
(2014.01現在)

ここで、ある程度古いIEのチェックができるので 便利に使うんですが、
その中に

「Internet Explorer 10 互換表示(C)」

というのがいます。


これ互換表示モードというモードにするやつで、
古い時代のブラウザと同じような解釈をするモード。

どうやら、IE7と同じ解釈をするようです。

じゃぁなんでIE7モードとは別でこのモードがあるんだよ! 
っていうのは知りません。調べてません。


ちゃんと作ったのに
お客さんに
「IE10で崩れてるんだけど・・」と 言われたら

もしかして・・
「IE10(の互換表示モード)で崩れてるんだけど」と言っているのかもよ!

ってことです。
僕の場合はそういったケースがありました。


そういう時は、IE7で崩れてないか、チェックするんす。

IE7の崩れを直してあげると、IE10互換表示モードで崩れてる、と言ってきたお客さんは
「なおった・・・なおったで!どこの病院にいってもただ無言で首をふられるだけだったこの子が、あんさんのおかげでなおったで!!」

っていうことになる可能性あり。 


ところで、本来はIE7などは有料対応にしている制作者さんも多いと思いますが、お客さんのブラウザがIE10でも互換表示モードになってたらIE7での崩れをつっこんでくる、というちょっとした悩みはありますね。